色水博士になろう!
そらぐみラッキー(5歳児)では、夏の間に継続して色水あそびに取り組んできました。
ねらい
・色の変化に探究心をもち、試したり、発見したりすることを十分に楽しむ。
・友だちと考えを出し合ったり教え合ったりして、あそびを深める。
・自分の作った色について、言葉で説明しようとする。
色水は、食紅を使って色付けをしています。透明感があり、見た目にも涼しげで、色の微妙な違いまで感じとりやすいところが、食紅で作る色水の良いところです。
また、用意する色は、赤、青、黄の3色のみとし、この3色があればどんな色でも作れることにも気づいてほしいと思っていました。
はじめはとにかく色を混ぜるのが楽しくて、気づいたらみんな茶色や黒の色水ばかりになっていました。「全部混ぜたらコーラみたいになった!」と、はじめは喜んでいた子どもたちですが、少しずつ「なんかきれいな色じゃない…。」ということに気づいてきました。そして、1色ずつ、少しずつ、慎重に混ぜるようになっていきました。
「その色、どうやって作ったの?」
「ぼくの作った色に、○○くんの色少し混ぜてみてもいい?
友だちの作った色にも関心をもち、教え合ったり、分け合ったりして、また新しい発見も…!
色水あそびの後には、今日の研究発表と題して、発見を言葉で伝え合う機会をもちました。
「赤色と青色を混ぜたら、紫色になったよ。」という発表から、
「青色に、ちょっとだけ黄色入れたらエメラルドグリーンになった!」
「紫は紫でも、ぶどうジュースみたいな紫色ができたよ。○○ちゃんの紫色とは違ったの。」
といった表現に進化していき、混ぜる色水の量によって微妙に色が変わることにも気づいたようです。
その日の研究で1番気に入った色は、1人ずつマイボトルに入れて保存しています。光にすかして見たり、室内に持ち帰って見たりすると、「色が変わって見える!」という発見も。
全員のボトルを並べると、「わぁ、虹色だ!」と感心していました。
まだまだ暑い日が続くので、もう少し色水の研究は続きそうです♪