驚き!発見!がいっぱいだね。~虫飼育ほしダイヤ~
子どもたちが大好きな虫を、飼育しています。
虫の生命力のすごさを日々感じています。
ねらい
・観察しながら、成長過程を知ったり、変化しながら成長していく不思議さを味わう。
・えさをあげたり、霧吹きをしたりしながら、世話をする喜びを感じる。(虫の為に何 かをしてあげようとする気持ち)
・小さな虫にも命があることを知り、命あるものをいたわる気持ちや大切に育てていく 責任感を持つ。
<バッタ編>
クラスの友だちが家にいたバッタを持って来てくれ、みんなで毎日観察。子どもたちの日課になっています。
「あっ!動いた。」「とんだよ。」
「すごいね!」「何か食べている。」などじーっと観察しながら実況中継です。友だちと自分が見つけたところを言い合っています^^
バッタになって跳んでみよう!
「楽しいね^^」「びよーん^^」
バッタになって遊んでいると、
「あっ!くもがいる!」
「どこどこ?」「本当だ!」「いた!」
あっという間にクモに夢中になっっていました。
本当に虫が大好きですね。
<ちょうちょ編>
青虫からさなぎになってちょうちょになる過程を観察しました。
いつも歌っているはらぺこあおむしの歌♪
♪さなぎになって何日も眠りました かわをぬいで出てくるのです
あっちょうちょ 青虫はきれいなちょうよになりました♪
「ほんとうだ!ちょうちょになった。」「さなぎの時は、寝ていたんだね。」「きれいなちょうちょになってよかった。」
きれいなアゲハチョウになりました。
外に逃がしてあげようと
みんなで「ばいばーい。」と
元気よく手を振って
お別れしました。
<カブトムシ編>
カブトムシもちょうちょと同じく幼虫からさなぎ成虫になる過程を観察していきましたが、幼虫もさなぎも土の中にもぐっているのでちょうちょのように成長を見ることができないのは、残念ですが飼育ケースから少しだけ見えたり、図鑑を見たりしながら、今はどのくらいかな?と話していきました。
「あっ!見えた。」
「カブトムシになってる!」
「角があるからオスだね。」
「こっちは、メスだね。」
触ってみたいけどちょっと怖い・・・
そうです。
成虫になったのでみんなで新しく家を作ってあげました。
図鑑を見ながら、「土は少なくしてあげるよ。」「ご飯は何を食べるのかな?」「気があるといいんだって!」など、カブトムシの為に一生懸命考えてくれます。エサをあげたり、霧吹きで水を掛けたり、子どもたちの仕事です。
昨日の給食のフルーツは、スイカでした。スイカを食べながら、「カブトムシにあげたらいいんじゃない?」と子どもたちからアイディアがでました。みんなが食べた後のスイカを入れていると、夜の間に赤いところ全部食べているカブトムシもいて、「食べてる!」「食べるの上手だね。」と食べてくれていたことにうれしそうでした。
子どもたちは、大きくなることを楽しみに観察をしたり、どうすれば元気に過ごせるかを調べたり、思いやりを持ってご飯をあげたりして、大切に育てています。今は元気なカブトムシも死んでしまう時が来ます。その時は、命を大切にする思いやりの気持ちを子どもたちと考えていきたいと思っています。